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志望校合格への最短ルート!効果的な英単語攻略法

 

ついこの間、日本語がペラペラのスペイン人の先生が微笑みながら、こう言っているのを耳にしました。

教えているスペイン語のクラスの生徒の一人が「教室で習っている時はよく分かるのだけど、翌日になると全部忘れてしまう、と言っているのよ」と。...

これは当然です。学んだ事を復習しないと、人は忘れてしまいます。勉強はremind することが大事なのです。

単語の学習についてもまさに同じことが言えます。

 

失われる前に頭に定着させる方法とは?

How? では具体的にどのような覚え方があり、どれが皆さんにピッタリ合って、英単語がスムーズに頭の中に入って来るでしょうか?

実は何かについての考え方で、万人に通用するものはありません。

これでずっと大丈夫という決定打はないのです。

私たちがやるべきはいくつかの方法を試してみて、ある方法が他のやり方と比べて比較的自分に合っているならば、そのやり方で進めるしかありません。

2、3回やってみて、これは合わないと簡単に諦めてしまうのは避けましょう。それはあなたの中に英語を勉強したくないという固い岩盤の様な気持ちがあって、どの方法を試しても合わないと思ってしまうからです。

 

上述したように、誰にでも合う方法はないのですから、上手くいかないのに、それでも自分がしがみ付いている英単語の覚え方、それを半分ほど残して、あとは第三者の考えを取り入れてみたらどうでしょうか。

自分流のやり方がどうも上手くいかないので、コスモス家庭教師に来てっ下さった方にはぜひ、取り敢えずはこのやり方をお勧めしています。

誰でも自分の考えで物事を決めていくのですが、そこに初めは辛いかもしれないけど、第三者のある意味、客観的なアドバイスを取り入れてみましょう。

自分流のやり方を全否定する必要はありません。やっていく中で、自分のやり方や教わったやり方から試行錯誤を繰り返して、軌道修正をしつつ、自分によりあったやり方を発展させていきます。

 

 

How to Memorize English Vocabulary

Method 1 

このやり方が圧倒的に流行っています。

単語帳を1冊選び、それを〇〇周する。英語→日本語のみを覚える。時間が大事なので単語を書く必要はない。

17周〜20周した生徒さんがいます。

その甲斐あってか、英検準1級合格やTOEIC 800点を超えています。(もちろん文法が元々かなり出来るのですが。)

ただこの方法のデメリットは単語の綴りが正確に出来ないことが多い。

入試のためになればいいので、綴りなんか練習する必要はないと思っているかもしれませんが、それはやがて英語の学習にボディブローのように効いてきます。

20周したからそれで単語学習は終わりではない。人間は忘れる生き物です。さすがに毎日はやらなくてもいいけど、時々周回しないと徐々に忘れていってしまう。

 

Method 2 

これは以前ブログとYouTubeで発表した『10分で出来る英単語の覚え方』や『英単語帳10周出来るのか?』でも述べたのですが、1行の例文ではなく、半ページくらいの英文が載っている単語帳を選ぶ。

初級の方は学校のリーディングの教科書に出てくる単語から始めて下さい。

その文脈の中で単語を覚えるのです。英文自体を覚える必要は全くありません。

単語の意味がわからなくなった時にその単語が出てくる文をチェックすれば覚えやすいからです。

 

教科書の単語である程度実践を積んだら市販の単語帳に移ります。英語⇔日本語 どちらも練習する。

時々教科書にあるQRコードや単語帳付属の音源を聞くか、ネットの辞書でその単語1語だけの発音を聞いて、自分も数回発音をする。

綴りは3〜4回でいいので、単語を練習するたびに書く。(手から脳に刺激が行き、覚えやすくなる。)

着実に単語帳の各ユニットを覚えて、その後記憶に定着させて行けば、無限に周回する必要はない。

英文は何のために必要かというと、覚えられない単語が出てきた時に、英文の中のその単語が使われている文だけを読んでああ、こういう意味で使われていたのかと確認するためです。

この納得感が記憶を大いに助けてくれます。

 

 

ぜひこの二つの方法のどちらかを土台にあなたしか知らないやり方をプラスして、英単語学習を実りあるものにして下さい!